イギリスのユーモア

イギリスが世界でも屈指のユーモア大国といわれる理由

イギリスが世界でも屈指のユーモア大国といわれる理由

イギリスは世界屈指のユーモア大国であり、英国文化はユーモアなくして発展することがなかったと言われています。

 

自分たちの笑いを誇りとしているイギリス人にとっての、ユーモアとは一体何なのでしょうか?

 

チャップリンから学ぶ英国流

英国紳士であるジェントルマンは、紳士的な態度と笑いを欠かさず、どのような場面でもユーモアを忘れません。

 

それは男性だけでなく、女性も同様で、イギリス人は性別に関係なく遊び心を忘れません。

 

男性も女性も相手を楽しませることを何よりも重要視するのが、イギリス人の気質です。

 

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さて、英国流ユーモアを学ぶためには、「チャールズ・チャップリン」の作品を鑑賞するのが良いと言われています。

 

チャップリンは英国流ユーモアの土台を作りあげた喜劇俳優で、世界一の喜劇王といわれました。

 

彼のユーモラスに満ちたコメディ映画は、資本主義による貧困者の怒りと悲しみを笑いに変えて表現しているのが特徴です。

 

英国流を最大限に生かす俳優「ピーター・セラーズ」

冷たい戦争と呼ばれた米ソ冷戦を皮肉ったブラックコメディ、「博士の異常な愛情」は、見るだけで英国流ユーモアの大半を理解することができると評判です。

 

主演の「ピーター・セラーズ」は一人三役の演技を見せ、ユーモラスなギャグを連発して観客を楽しませました。

 

他には、「マダム・グルニエのパリ解放大作戦」のナレーターを含む、一人七役という驚異の演出が話題となりました。

 

服装はもちろん、表情や声色を変えることで、イギリス人をはじめインド人・中国人・日本人など、さまざまな人種のキャラクターを演じきりました。

 

天才と呼ばれたピーターは、大量のイギリスユーモアをセリフに交え、演出しています。

 

作品を鑑賞するだけで、「イギリス人にとって何がウケるのか?」ということが明確にわかるので、イギリスユーモアを学びたい方は一度触れておくと良いでしょう。

 

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日本人とイギリス人の違い

近年、日本のお笑い業界の定番テクニックとなっているのが自虐ネタです。

 

自分をおとしめることで笑いを誘い、傷つくのは本人だけなので、周囲から反感を買いにくいというメリットがあります。

 

今となってはテレビ番組などでお笑い芸人がよく口にしている姿を見ますが、元々自虐ネタは英国流ユーモアの一つであり、同時に英国紳士の定番ネタでもあるのです。

 

そもそも、イギリス人は、人に笑われることに抵抗がない、という気質を持っています。

 

周りからおとしめられようが、それが最終的に笑いへとつながるならそれで良いと考えます。

 

「英国紳士は人としての器が大きい」と言われるゆえんはここにあるのです。

 

逆に、日本人は周りからおとしめられることを恥だという気質を持っています。ただ、仲良くなればそれは別であるという条件があります。

 

つまり、初対面の相手に馬鹿にされるのは許せないが、仲の良い相手に馬鹿にされるのは構わないということになります。

 

このことから、イギリス人にとってのユーモアとは、人間関係を構築する手段であることがわかります。

 

逆に、日本人にとってのユーモアは、人間関係が構築出来ている証ということが言えるのです。

 

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